名称 | ANT企業年金基金 | 厚生労働大臣の認可を得て基金を設立。 |
対象企業 | 物流事業(陸運、海運、倉庫)等を主たる業とする事業所 | 既存の厚生年金基金に加入していなくともこの制度にはご加入いただけます。 |
加入対象者 | 【標準報酬型】 65歳未満の厚生年金保険の被保険者 【基準給与型】 加入企業の就業規則に定める従業員 |
【基準給与型】 自由型は、役員・嘱託・パートタイマーは除外 |
加入時期 | 随時 | |
給付体系 | 【標準報酬型】 標準報酬月額を使用 【基準給与型】 コース別の定額掛金によるキャッシュバランスプラン |
付与する利率は2% |
年金 | 年金受給者:加入期間≒勤続20年以上(みなし加入期間) 年金種類:10年または20年の有期年金 年金開始:60歳(退職に限る) |
みなし加入期間とは、ANT基金の加入期間(実加入期間)ではなく自社退職金算定対象起算日(例えば入社日)から期間(≒勤続期間)のことです。 |
一時金 | 脱退一時金、選択一時金、遺族一時金 | 【標準報酬型】 加入後1か月経過すれば、加入相当額の脱退一時金、遺族一時金が支給されます。 【基準給与型】 脱退一時金、遺族一時金は、勤続年数3年未満の者には支給しない。 |
加入期間 | DB加入後の期間。但し、DB加入前の勤続期間の通算可能 | |
給付掛金 | 【標準報酬型】 年1回日本年金機構に提出される算定基礎届を基にした標準報酬月額を使用 【基準給与型】 各階の掛金(拠出額)を各社毎に設定することができます。金額は、最低100円以上、100円刻みの設定が可能です。1階(AまたはA+B)から4階までの設定ですが、1階(AまたはA+B)の設定は必須で、2~4階については、割愛することも可能です。(中退共は、正社員5,000円からです。) |
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事務費掛金 |
加入者1名あたり 800円 ※複数制度加入事業所は1名あたり 1,200円 |
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計算利率 | 2% | 掛金算定のために設定する利率 |
*上記に【標準型】、【基準給与型】の記載のない部分は、共通となります。
【理事長】
・理事長は、基金を代表し、その業務を遂行する。
【副理事長】
・理事長が業務を執行できない場合は、その職務を行う。
【常務理事】
・理事長を補佐し、事務長以下の事務局を指示し監督をする。
・理事長よりその権限の一部の委任を受け、業務を行う。
【運用執行理事】
・理事長を補佐し、積立金の管理及び運用に関する基金の業務を行う。
【代議員会】
・基金の運営上の重要事項の審議決定機関。
【理事会】
・基金の基本的業務の執行についての意志決定機関。
【監事】
・選定(事業主側)・互選(従業員側)から各1名選出し、基金の監査を行う。
【運営委員会】
・基金の財政運営・制度等基金運営に関する事項について調査審議する。